有機JAS 制度が設定されてから、すでに2年以上が経過し(2003年12月WEB開設時)、スーパーや小売店でも有機JASマークのついた食品はそれなりに目に付くようになりました。しかし、お米の世界では有機JASにより認証された有機米は消費者の目に触れる売り場にはほとんどおいてない状況です。
日本の気候条件、圃場の条件などを考えれば国産有機米生産はきわめて難しいという状況があり、生産量が限られ、値段もかなり高価にならざるをえないため、一部の専門店、デパートなどでささやかに販売されるのが精一杯といえる実情です。そのため妥協策として減肥、減農薬栽培米が取り上げられています。ただ、現時点では減少の基準が明確でなく、第3者のチェックもないため、各産地で差があるのが問題点であるといわれています。
このような現状の中で、出会いページで述べたように1996年ミニマムアクセス開始以来私どもは輸入米に取り組む中でカリフォルニアにおいて有機米生産40年近い歴史を持つランドバーグ農場の有機米を知りました。そして主に原料用として有機米を輸入して7年、ランドバーグファミリーの実直で真摯な米作りの姿勢に共感をし、この人達が生産している本物の有機米を何とかして日本の消費者にお届けしたいと考えました。
その販売チャンネルとして従来の流通ルートではなく、ホームページを通じて直接消費者の皆様にお届けできるように致しました。有機米の意味や、生産者の考え方、輸入米の制度や仕組み、残留農薬検査や、燻蒸をしない事などを丁寧にお伝えし、それを理解し共感していただける皆様に本物の有機米を購入していただくためには、この販売方法が不可欠と考えたからです。そのために店主自らWEB製作技術を学び、自らこのWEBを立ち上げました。まだまだいたらないところも多いのですが、何卒お引き立てのほどよろしくお願いいたします。
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