残留農薬検査(ポジティブリスト制)
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残留農薬検査
 日本人の主食であるお米に関して、消費者の皆さんの安全性への不安は尽きないところだと思います。ランドバーグ農場の有機米はもちろん農薬や化学肥料は使用しておりません。そのことは日本の農林水産省が認めた「有機JAS」認定機関が証明しています。「有機JASマーク」が貼付されたお米はその栽培、流通における有機性が認められているということです。さらに、輸入米はすべてのロット毎に残留農薬検査が義務付けられており、528項目に及ぶ厳しい検査をパスしたものだけが国内に流通可能なのです。

残留農薬の「ポジティブリスト制」移行

 これまで農薬の残留基準は、食品衛生法により各農薬・農作物・食品毎に定められており、基準を超える残留があった場合、流通・販売が禁止されました。現行ではこの禁止される物質だけがリスト化されており(ネガティブリスト)、それ以外のものが検出されても、規制の網がかかりませんでした。これに対して平成15530日食品衛生法が改正され、「すべての食品」に対して「すべての農薬等」の残留基準が定められ、基準を超える農産物・食品は流通禁止となる制度に移行することになりました。これをポジティブリスト制といいポジティブリストに記載されない農薬の残留は一切認められません。2006529日から施行されます。

現在国内で使用されている農薬約400種類の内、250成分の残留農薬基準が設定されています。基準がないものや基準作りが間に合わないものを暫定基準として、食品の国際規格であるコーデックス規格や、農薬取締法での登録保留基準、海外の残留基準を参考に定められました。上記に当てはまらないものは一律基準として0.01PPMが設定されました。その他、不検出(15物質)という基準や対象外(65物質)となる物質もあります。

監視体制は従来どおりということですが、生産現場では不正使用やドリフト(飛散)防止対策が重要といわれています。

  *厚生労働省ホームページ 報道発表資料

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/11/h1129-2.html

厚生労働省ホームページ Q&A

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/zanryu2/dl/060329-1a.pdf

 

食品中に残留する農薬等へのポジティブリスト制度の導入

 輸入米とポジティブリスト制度

上記のポジティブリスト制度は残留農薬の監視体制がより幅広くなったわけですが、生産者や事業者に対して、残留農薬検査を義務付けるものではありません。あくまでも自己責任です。ただし、モニタリングの結果として基準以上の農薬残留が発見された場合、流通禁止となるわけです。

しかしながら、輸入米に関してはこれまでも130項目に上る残留農薬検査が農水省と厚生労働省により実施されていましたが、ポジティブリスト制度移行を受けてSBS入札においても200512月の入札から全リスト799項目の農薬の中から509項目(2006年度から528項目)の農薬に関して検査を実施することとなりました。実施時期は2006529日ではありますが、12月の落札米は日本の港に入り通関が終わるのは3月くらいになるため、流通する時期と在庫期間を考慮した処置なのです。私ども輸入米取り扱い業者にとってはすでに昨年からこの制度はスタートしていたわけです。下記は検査の概要です。

問題は、3番目の付保検査と言われるもので、この費用約185万円(2006年度から約195万円)は輸入業者負担となります。ロットの大きな一般米は産地サプライヤーにおいて概ね1000トンまで可能ですが、輸入数量が年間、数十トンから数百トンの隙間商品は直接的にコストアップとなります。弊社の有機米、イタリアのアルボリオ米、パキスタンのバスマティ米、タイのジャスミンライスなどがそれに該当します。

認証有機米に関しては、農水省が認定した有機JAS認定機関が農薬や化学肥料を使用していないことを認証しているのですから、厚生労働省が通関前の最終段階で検査するのは制度として問題ないとしても、少なくとも農水省や業者が事前に3回も検査をする必要はないのでないかと思われます。

いずれにしろ、弊社が取扱っている認証有機米は有機JASとアメリカNOPの認証を取得した上に、4回に及ぶ残留農薬検査をすべてのロットでパスした世界一安全で安心なお米であるということが保証されているといえましょう。

     1、積み地検査

 海外の精米輸出業者が、サイロに保管されている商品(籾の段階)からOMIC(海外貨物検査株式会社)、日本穀物検定協会、CIQなどの検査機関にサンプルの採取を依頼。サンプルは分析機関の分析室に送られ検査を受けます。この時点での検査項目は現在の509項目(2006年度から528項目)のうち208項目(2006年度から222項目)となります。

 

2.      着地検査

 積み地検査に合格した商品は籾摺り、精米(玄米の場合は籾摺り選別のみ)し、輸出前に港にて採取されたサンプル(本来は日本の港に着いたものを採取すべきですが、輸送途中の時間を無駄にしないために、コンテナ積み出し前に採取して検査機関へ送ります。)を再度検査機関の分析室で検査します。この時点での検査項目は現在の509項目(2006年度から528項目)のうち301項目(2006年度から306項目)となります。

3.      付保検査

上記農林水産省の検査とあわせて輸入者による付保検査が積み地検査と同じサンプルを用いて着地検査と同じ検査項目による検査が行われます。これにより509項目(2006年度から528項目)すべてが網羅して検査されることとなります。

 

4.      行政検査

海を渡ってきたお米が日本の港に着いてから農産物検査員により規格に合うかなど目視による検査が行われ、同時に厚生労働省による残留農薬検査が行われます。これに合格したお米のみが晴れて通関され日本の国内に入ってくるのです。

 





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