栽培管理
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 栽培は4月から5月にかけて行われます。パープルベッチの上を特殊な刈り取り機を使って土の上から15cmくらいに刈り取りそのまま地面に残しパープルベッチのじゅうたんを作ります。じゅうたんの上から土に穴を開け、一列に種籾を落としていきます。種籾はじゅうたんの間からその芽を出します。  一般的な農法のように水を張りっぱなしにしないのもランドバーグ農場の特徴です。芽が出るまでの2〜3週間はスプリンクラー散水と、ただ水を流しかけることにより害虫からの被害を防ぎます。水鳥を大切にすることも害虫管理に結びつきます。
 また種籾をまっすぐ一列に植えることにより、特別に開発した除草機で条間の雑草を土のした2〜3cmで刈り取ることが出来ます。
 ランドバーグ農場ではもちろん有機米の圃場では農薬、化学肥料は無縁です。水田の中には雑草の生えにくいところもあり、飛行機を使って水田に種籾を蒔くこともありますがありますが、もちろん除草剤は使用せず、深水管理により雑草を生えにくくします。  ランドバーグ農場の水はその取入れから排水まですべて管理されています。完全な有機米を生産するため慣行栽培の水田から排水が入らないように厳重に管理しています。

鍬起しと地ならしを行って植え付けに備えます。

有機農法における耕作地つくりも在来農法と同じですが栄養分の多いベッチが土地に鍬込まれます。植え付け法も在来農法と基本的には同じですが、撒こうとする土地にどのような雑草が生えているかにより植え付け法が決まってきます。ベッチのように葉を広げる植物が多く生えている場合には、まずベッチを土地に鍬込んだ後、土に穴をあけて種を植えてゆきます。

もう一つは水を張った圃場に種をまく湿式法です。
ほとんどの場合は水生植物が多いので、水を張り、飛行機のよる種籾散布を行います。

この写真では3つの状況の畑が御覧頂けます。地ならしをした種付け前(左半分)水を張った状態(右下)そして芽が出て20日の状態(右上)。

15日前に植え付けが終わった畑で遊ぶセイタカシギの1種。

植え付けから刈り取りまで平均135日かかります。

オオオアサギ

シラサギ

豊かな緑に覆われた45日目の様子

水はカリフォルニア州の全農家にとって貴重な資源です。米栽培のためには、最低10センチ程度の水を少なくとも3か月は維持する必要があるため、米つくりは水を一番大量に必要とする作物であると誤解されております。しかし実際には米は年間で1平米あたり約1トンしか使わないので他の作物例えば、アルファルファ、豆類あるいはメロンよりもずっと少ない水で済みます。
ランドバーグ・ファミリー農場では節水を心掛けております。水深を注意深く管理し、雑草処理や幼い稲の発育を妨げる場合を除き、不必要な放水を行わない事によって節水を行っております。

カリフォルニア州における米の害虫と病気の主なものは
 1)米ゾウムシ;幼い稲の根を食べてしまいます。
 2)オタマジャクシあるいは馬蹄エビ;発芽しかけたお米の芽を食料にします。
 3)ある種の菌類;茎を腐らせたりします。
 この3つは米の成長を妨げ足り、勢いをなくさせたり、品質劣化をもたらしたり、あるいは収量を少なくしたりします。

 在来農法では雑草の除去のところで見たのと同様の駆除剤が使われます。ある農家では上に述べた3つの原因のほかにもイナゴ、ユスリカ、ヨトウムシあるいは種苗菌を駆除する必要があります。

 有機農法では上に述べた張水/乾燥法という自然の力を利用して害虫駆除および病害のコントロールを行っており、ほとんどの場合これで対処出来ますが、どうしても必要な場合に限って、州および連邦の有機農法関連法で許可されている、銅を含んだ薬剤であるボルドー液を慎重に使う事があります。輪作と休耕を行うことによって土壌が健康でバランスの取れたものとなり、次の稲の作付けに絶好の環境をもたらします。

 ニュートラ・ファーム農法では一定の決められた駆除法・時期というものはありません。害虫が発生した場合はその都度、それがどのくらい深刻であるかを見極めて、本当に必要な場合に限って薬剤を最低必要限度使うことがありますが、当社ではイナゴ、ユスリカ、ヨトウムシあるいは種苗菌が発生してもその駆除は行いません。有機農法で採用している輪作と休耕の技術がニュートラ・ファームでも採用されております。

収穫を真近に控えたランドバーグ社の有機米圃場。雑草だらけといった状態です。(15年10月8日中島撮影)

 米穀粒の水分量が収穫時期を決定する重要な決め手となります。

 在来農法では通常白米として出荷する事を前提としておりますので、米粒の水分量がまだ22-26%もある早い時期に収穫してしまいます。水分が多ければ、精米時の破砕が押さえられるのでより多くの丸い白米を得る事が出来ます。

 有機農法では稲が自然の恵みを受けて香りが豊かになるまで圃場で十分に成熟させます。ランドバーグ社農場では、特殊な品種、例えばアルボリオ米や寿司米のように白米として売られる場合をのぞき、ほとんどすべてが玄米の形で販売されます。当社では稲が十分に成熟した指標とされる16〜18%になるまで待ってから収穫を開始します。

 ニュートラ・ファーム農法でも有機農法と同じ手法が使われます。

こちらはニュートラ・ファーム農法といっていわゆる減農薬、減化学肥料の圃場。やはり雑草の生え方が有機米圃場とは全く異なります。(15年10月8日中島撮影)
 ニュートラ・ファーム農法では除草剤は当社の担当者が必要と認めた場合しか使われません。万が一、化学除草剤の使用が不可避であると考えられる場合であっても、当社では製薬会社が推奨する量の半分ないし3/4しか使用しません。当社のニュートラ・ファーム農法はもともと在来農法よりも雑草に対する耐性があるものですが、除草剤の使用を極力抑えるためには米の収量が落ちても止むを得ないと考えております。

刈り取りを見守るシラサギ。

刈り取り真っ最中の巨大なコンバイン。

刈り取られた籾は並走するトラックに移されます。

次に籾はトラックから運搬用トレーラーに移され、乾燥施設に運ばれます。

作業は夕方まで続きます。




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